チャリティコンサート

オーケストラつむぐ フィリピン台風被災地支援 チャリティコンサートを開催


♪ 想いを音符にのせて ~オーケストラつむぐ ♪

オーケストラつむぐ 開演挨拶(開演の挨拶をするオーケストラつむぐ団長の黒木さん)

 フィリピン台風被害の緊急支援に向けて、オーケストラつむぐの弦楽四重奏メンバによるチャリティコンサートが、2013年11月23日に開催され、お年寄りから小学生まで30人以上が参加して、本格的なオーケストラの調べを楽しみました。

 「自分たちの得意な音楽を通して、困っている人たちを助けたい。そんな高校時代からの夢を叶えたくて、オーケストラつむぐを立ち上げました。」
― 団長の黒木さんとオーケストラミストレスの長島さんらが語った熱い想い。
彼女たちの純粋なハートと頼もしいほどの行動力に、皆が心を動かされました。

オーケストラつむぐ 自己紹介
(つむぐへの想いを語る長島さん)

オーケストラつむぐ デュオ
(ヘンデル/ハルヴォルセン パッサカリア の演奏)

演奏曲目は、
  ♪ アイネクライネ ナハト ムジーク
  ♪ 星に願いを
  ♪ ヘンデル/ハルヴォルセン パッサカリア
  ♪ となりのトトロ
  ♪ ウィリアムテル序曲
  ♪ ふるさと  
  ♪ 宇宙戦艦ヤマト
など クラッシックから、ポピュラー、アニメソングまで盛りだくさん。

 四人の大学生たちが紡ぎ出す透明感に溢れた音色には、彼女たちの音楽に賭ける一途な想いがこめられているようで、心に語りかけてくる力強さがありました。
 そして、満場の拍手に応えての、アンコール曲は「♪ 翼をください」。
  今わたしの願いごとが
  かなうならば、翼がほしい
  この背中に鳥のように
  白い翼、つけて下さい... ♪
明日に向かって羽ばたこうとしている学生たちに、私たちも大きなエールを送りたいです。

お食事会 ~ 楽しいひと時

 コンサートに引き続く食事会では、スタップによる手作りミャンマーカレーをいただきながら、参加された皆さんとオーケストラつむぐのメンバ、JAFSスタッフで楽しい会話が弾みました。

お食事会 ミャンマーカレー

お食事会 楽しい会話

パンダン水道プロジェクト

 会の後半は、JAFSの活動報告として、JAFS関東 前代表の岩田芳晴さんから、「パンダン水道プロジェクト」のお話。フィリピンの片田舎の村に安全な飲料水を供給するために取り組んだこの事業は、教科書にも掲載された、日本のNGO史に残る一大プロジェクトです。

パンダン水道プロジェクトを語る岩田さん
(パンダン水道プロジェクトを語る岩田さん)

Tシャツ Yes, We Can.
(ワークキャンプのスローガンを記したTシャツ)

 マロンパティの泉から村までの水道パイプラインが、ボランティアたちの手により9年の歳月を掛けて完成したのは、1999年4月。太平洋戦争当時、罪もない一般の人びとが戦争に巻き込まれた、この地では、日本軍への憎しみが、住民の心に深く刻まれていました。戦況の暗転の中で、猜疑心の塊となった日本兵からゲリラ活動への協力を疑われ、多くの住民が犠牲になったのです。
 反日感情の渦巻く村で、日本からのボランティアが、現地の人たちと心を通わせるようになるまでの道のりは、大変なことでした。

 「現地の協力者のお母様さえ、日本軍への怖れや憎しみを心の中で押さえつけていたのです。」普段は穏やかなその方が、突然、肩を震わせ机をたたいて叫び、気持ちを爆発させたことがありました。」―『I hate Jap! I hate Jap!』― 心の奥にしまいこんでいた、親族を殺された忌まわしい思い出が、日本人を前にして、堰を切って溢れ、我を失わせてしまったのです。

 そんなエピソードを紹介したあと、岩田さんは語りました。

 「戦争の遺恨を乗り越えはじめたのは、現地の子どもたちと、ワークキャンプで行った日本の大学生・高校生たちでした、、。自分たちの村のために泥まみれになって水路を掘る日本の若者の姿を見て、現地の子どもたちの心に、『彼らは自分たちが教えられた日本人とは違う』という気持ちが、すこしずつ、芽生えてきました。折り紙教室で、折鶴をやさしく教えてくれたボランティアのお兄さん。そのことを、家族にうれしそうに語る子どもたち。交流の中で、工事に協力してくれる住民が少しずつだが増えていきました。」

 パイプラインは75%の距離を日本のボランティアが、25%の距離を現地の人たちが工事し、9年間をかけて繋がり、完成しました。現地の女の子が当時を振り返って書いた、感謝の作文を、岩田さんが読み終えたときに、静かな感動が会場に広がりました。

フィリピン台風被災地の支援

 今回のコンサートで、皆からお預かりした参加費・募金額は、4万円を超え、会場経費等を
差し引いたチャリティ収益は、36,498円となりました。この全額を
フィリピンの台風被災地の緊急支援に充てさせていただきます。
 皆様の温かいお気持ちに心より感謝申し上げます。

 JAFSでは、22日にスタッフがフィリピンの現地にわたり、現在、支援物資の調達をすすめております。
フィリピン支援の状況については、
   JAFSのFacebookページ: https://www.facebook.com/JAFS.NGO
   JAFS関東のTwitterアカウント: https://twitter.com/jafs_kanto

等で、お伝えしていきます。 

参加者の声

 オーケストラつむぐさんの学生の域を超えた素敵な演奏と、純粋な志に、
とても感激したとの声を、皆様から多数いただきました。
・学生が音楽を通じて思いを形にしていく活動はたいへん素晴らしい!
・フレンドリーで素敵です。みごとなチームワークでした!
・心を洗われる感じがしました。とても良かったです!

 そして、「パンダン水道プロジェクト」のお話については、
・岩田さんのお話にとても感動しました。
・私も微力ながら国際支援に協力していきたいです。
と、うれしいメッセージをいただいています。

チャリティコンサート集合写真(つむぐのメンバとスタッフの記念写真)

フォトアルバム

 当日撮った写真を、Googleのアルバムに掲載しましたので
ご覧下さい。

(掲載を希望されない写真がありましたら、対応しますので、お知らせください)

 JAFS関東では、これからも、皆さんが意義に感じて、楽しく参加できる
イベントを企画してまいります。
 今後とも、ご支援をいただけましたら、うれしいです。


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