第5回小谷村ワークキャンプに参加して(2)
2012年9月15日(土)~17日(祝)、長野県小谷村立屋の共働学舎にて開催した、
小谷村ワークキャンブ。
今回も、参加者の皆さんが送ってくださった、感想・手記を紹介します。
昨年に引き続き参加してくれた吉橋さんを始め、塾講師の大学生の皆さんです。
共働学舎の皆さんと農作業や飼料作りで一緒に汗を流した経験を、
それぞれの言葉で綴ってくださいました。
ありがとうございました。
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◆「共に働き、学ぶ」 (吉橋 さん)
今回の小谷村ワークキャンプでは、稲刈りと稲架掛けを体験しました。
残暑が続く強い日差しの中での作業は、辛く大変なものでしたが、自らの手で稲を刈ったあの瞬間は今でも覚えています。しかし、こういった作業も人間が生きていくだけの量をするとなると、そう簡単にできるものではありません。改めて食の大切さを実感しました。
人間が生活するためには食だけでなく、動物の世話や施設の修繕などもしていかなければなりません。これらも皆が協力して作業をし、支えあっています。
この3日間だけでは、「共に働き、学ぶ」ことの意味を理解できていないかもしれません。ただ、本当に自分にとって良い経験となりました。本当にありがとうございました。
◆様々な事を学んだ3日間 (上沖 さん)
今回のワークキャンプで、私は様々なことを学べました。
稲刈りは初めての経験で、はじめは慣れなかったのですが最後の方になるととても速く刈れるようになりました。
稲刈りにハマってしまいました。
また、藍染では藍染のハンカチを作ったり、藍ができるまでの過程を聞いて、こんなに藍を作るのは大変なんだと思いました。
夜は共働学舎の方やアジア協会の方といろんな話ができ、とても為になりました。
この3日間は私にとってとても密度の濃い、充実した日々でした。
◆貴重な稲刈り体験 (山内 さん)
稲刈り作業は初めての体験だったので初めは不器用に作業をしていましたが、共働学舎のメンバーの方の教えもあり後半は効率良く、楽しく作業をすることができました。
稲刈り作業がここまで大変な作業だとは思っていませんでした。この経験のお陰で、今まで以上にごはんが美味しく、貴重なものに感じられます。
ワークキャンプ期間中、共働学舎のメンバーの方はもちろん、講師仲間やアジア協会の方々と交流ができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
◆すばらしい自然と人々 (小川 さん)
まずワークキャンプに参加して、一番の財産は、壮大な自然と温かい人々に出会えたことです。
長野の小谷村に着いたとき、わたしたちの住む地域では見られないような自然に圧倒されました。とても空気が澄んでいて、牛やヤギがいるという環境が新鮮でした。
小谷村では、稲刈りや藍染めを体験させていただきました。
稲刈りをすることによって、食物の大切さを学んだ気がします。
また、藍染めもとても素敵な柄になり、世界でひとつのものができて、感動しました。
とても素晴らしい自然と人々に出会えてよかったなと思います。
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