2024年2月の配信コンテンツです。お申込みいただき、ぜひ毎月の配信をお楽しみください!
今月1回目の投稿は、昨年11月にタイ・チェンマイで開催されたチェンマイヒナステラ国際音楽祭のガラコンサートからカルメン組曲です。前回見ていただいた2台8手のエスタンシアのオーケストラバージョンを私が指揮しているのも入っています。
チェンマイ交響楽団もこの10年で本当に上手くなりました。コロナの影響でホームグラウンドだった劇場が閉鎖されてしまうという苦境にあっても、演奏を続ける事で仲間と音楽で繋がっています。
戦禍にあるウクライナのオーケストラが素晴らしいコンサートを続けているのと同じ様に、
ハングリー精神は人間が本来持っている力と喜びを引き出し、至福の時をもたらしてくれるのかもしれませんね。
動画を編集していて、彼等とその一瞬を分かち合えた事に感謝し、いつでも音楽で繋がれると信じる事ができる音楽家として人生を、本当にありがたいと思いました。
今月2回目の配信は、昨年のタイ・チェンマイツアーで教え子達と開催したコンサートの様子です。その後、日本ツアーを経てポーランドへ戻ってきてもう2ヶ月以上が過ぎました。今は春の訪れを待つかの様に、公園の木々が小さな芽を吹き始めています。
さて、私にとって動画の編集は、音楽と共に生きてきた自分の人生を振り返る、とても良い機会になっています。いつも見て下さる皆様に本当に感謝しています。
今日の動画は学生達の演奏でレベルは決して高くはありませんが、彼らと過ごした10年間は私の中でいつまでも宝石の様に輝いています。
卒業後何年経ってもまだ音楽する事で繋がっている彼らの中に私が入れる幸せを、皆様にもぜひお裾分けしたく、配信させて頂きます。
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