アジアの子どもたちの未来に向かって
瀬田敦子チャリティコンサートは、阪神大震災で友人を失った瀬田さんが、2001年のインド西部地震被災者の様子に心を痛め、何かお役に立ちたいとJAFSにかけた一本の電話がきっかけで始まりました。
今年はその15周年。タイで音楽を学ぶ4名の学生も招き、国内4箇所でチャリティコンサートを行います。
東京では、4月11日(土) 日本基督教団 代官山教会 で開催。タイの学生たちも演奏を披露。
集まった寄付金は、社会的・経済的な理由で学校に通えない子どもたちが就学できるよう、「アジア里親の会」を通して、教育支援に充てられます。
スケジュール
日 時: 2015年4月11日(土) 開場14:00 開演14:30 – 16:00
会 場: 代官山教会 (地図) (建物)
東急東横線「代官山」駅より徒歩約5分
東京都渋谷区代官山町14-3 Tel: 03-3461-1061
チケット: 2,500(前売り特別価格)[当日価格:3,000]
主 催: 公益社団法人アジア協会アジア友の会
皆さま、ぜひご参加ください!
演奏曲目(予定)
♪「エリーゼのために」「熱情ソナタ」 ベートーヴェン
♪「幻想即興曲」「黒鍵」「革命」 ショパン
♪「ラ・カンパネラ」 リスト
♪「アルゼンチンダンス」 ヒナステラ
学生の演奏曲: 「タイプライター」「エルチョクロ」「ドラエモン」
※ 瀬田さんとの連弾を予定しています。
お申込み・お問合せ
公益社団法人 アジア協会アジア友の会
TEL:06-6444-0587 / FAX: 06-6444-0581
瀬田さんとチャリティコンサート
JAFS 瀬田敦子チャリティコンサートは、2002年「アフガニスタン難民支援のために」(和泉市)を皮切りにスタート。「アジアの子どもたちの未来ために」として、霊南坂教会(東京・赤坂)で開催したコンサートでは客席400席が殆ど満席に。以来、東京都庭園美術館(白金台)、旧東京音楽学校・奏楽堂(上野)、日本基督教会阿佐ヶ谷教会(杉並)など、関西と東京各地で、コンサートを開催してきました。2010年はその10年目の区切りとして5都市で開催し、松濤サロン(渋谷区 松濤)のコンサートで戴いたご寄付は、JAFS関東が支援してきたバングラデシュの少数民族(ラカイン族)の村への灌漑用井戸建設にも役立てられました。
2012年2月には、タイ・チェンマイにて、瀬田敦子さんが呼びかけ、地元の交響楽団や若手演奏者らとの共演で、東日本大震災とタイ大洪水(2011年9月)被災者のためのチャリティーコンサートを開催。2013年12月には大阪市内にてフィリピン台風被災者支援のためのコンサートを開催。
昨年7月の、渋谷区代官山教会でのコンサートでいただいたご寄付は、社会的・経済的な理由で学校に通えない子どもたちへの「アジア里親の会」を通じた教育支援と、安全な水が手に入らないミャンマーの村での井戸建設に活かされました。今、ミャンマーサガイン県の村では、井戸建設の資金確保の目処が立ち、生活改善への一歩を踏み出そうとしています。
リーフレット
瀬田敦子さんからのメッセージ
今年は阪神淡路大震災から20 年、当時私は 39 歳、友人のピアニストが一夜にして帰らぬ人となってしまい、生まれて初めてピアノの音色に涙しました。それからは、亡くなった友人の分までと大好きなピアノと共にひたむきに生きてきました。
演奏家として何か世の中のお役に立ちたいと切に思うようになり、イタリアでの国際コンクール優勝を機に国際 NGO のJAFS( 社団法人アジア協会アジア友の会 )とチャリティコンサートを始めました。収益を得てアジア各地の災害被災者に初めてお金を送れた時の喜びは忘れられません。2008 年タイ・チェンマイへ移住、今は演奏活動の傍らパヤップ大学で客員教授としてピアノを教えています。
タイの学生たちの純朴さと、てらいのない素直な表現が大好きです。学生達も熱心に学び、日本に憧れと親しみを持ってくれるようになりました。
今回ピティナ ( 社団法人全日本ピアノ指導者協会 ) から渡航費の援助をいただき、今年 4 月に日タイ音楽学生の交流と、タイ人学生と私の共演チャリティコンサートを各地で実現する運びとなりました。皆様に親しみを持っていただきコンサートにご来場頂けますことを心から願ってやみません。ピアニスト 瀬田敦子
(メッセージは、地域情報誌「ぶんぶん」1月4日号より一部変更して引用)
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