また行きたいね! 心のふる里へ
第4回小谷村ワークキャンプを、
北アルプスのふもと、長野県北安曇郡小谷村 立屋共働学舎にて、
2011年8月25日(木)~28日(日)に開催しました。
JAFSの関東地区会員(岩田さん、端無さん、川崎)を含めて7名が、このキャンプに参加し、
自然を満喫しながら、共同生活を楽しみました。
4日間のワークキャンプで、野菜の収穫や、家畜たちの世話、家屋・設備の維持など、
自給自足を支えるさまざまな作業を、共働学舎の皆さんたちと一緒に、体験しました。
温かい学舎の人たちと過ごした時間は、都会の生活を離れ、
まったく別のときの流れがあることに気付かされた、とても心癒されるものでした。
天候に恵まれなかったキャンプ前半は、
厩舎での牛・ヤギ・鶏のお世話、木工工芸品の「ゆめセット」造り、などの屋内作業を体験、
後半は、すばらしい青空となり、
離れた山腹にある真木の学舎への萱運搬作業、薪割り、野菜(キュウリ、ジャガイモなど)
の収穫、などを行いました。
3日目には、参加者の学生さん・塾講師の皆さんの手による、
サーモンソテー、やきそば、カレーライスなどの手作り料理をいただきながら、
学舎の皆さんも加わって楽しい懇親会。
学舎の皆さんが新たに考えている社会貢献活動へのチャレンジへの想い、
JAFSの先輩方のボランティアや国際救援活動での体験談、
初めて参加された方がワークで感じたこと・初めての体験への戸惑い・驚き
など、貴重な話・楽しい話を沢山分かち合うことができました。
最終日には、栂池高原ウッドチップロードで、1.5kmのウォーカソンを実施。
学舎の皆さんの他、学舎で飼っている2匹のワンちゃん(ココ、アクビ)も参加してくれました。
森の息吹をいっぱいに感じながら、清々しい自然の中で朝の散策を楽しみました。
今回の最大のトピックは、3日目に行った、真木の学舎への萱運搬作業でしょう。
真木の学舎の萱葺き屋根の維持のため、10kg近い萱を背負子で担ぎ、
一時間半もかけて足場の悪い坂道を登り、萱を届ける作業です。
これは、若い学生さんたちであっても相当な重労働。
私(管理人)は(途中合流となったので、残念ながら??)、参加できなかったのですが、
参加した若い皆さんは、最後まで弱音を吐かずに、やり遂げました。
「天国と地獄を見た!」と、参加された一人が笑って語ってくださったように、
限界に近い状況で、困難を乗り越えたことが、皆さんのすばらしい経験になったようです。
※ワークキャンプの様子をスライドショーでどうぞ↓
このワークキャンプに参加して、いつも気付かされるのは、
何かしらハンディをもった学舎の皆さん方から溢れる、純粋な一徹さと、他人を思う優しさです。
作業になれない私たちを、とても気遣ってくださる心配りにハッとして、
それに触れるたび、自分の求めていたものを見つけた気がして、
また来年も来ようと心に決め、帰途に着きました。
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