「世界同時!ブルーオーシャン作戦-<生ライブ> ゴミ拾いで国際交流-」
日本は東京湾・大阪湾岸で、同時に、フィリピンとインドネシアのグループも、11月20日(土) 各々の地域の海で
プラごみの海洋汚染防止を目的に、ごみ拾い活動をしました。
「世界ブルーオーシャンビジョン」 これは、新たな海洋プラ汚染を2050年までにゼロにする取り組みです
海洋には、ポイ捨てなどが原因で、河川などを通じて、毎年800万トンに及ぶプラスチックごみが流出し、そのうち2〜6万トンが日本から発生したものだといわれています。プラスチックは、紫外線などで分解され、マイクロプラスチックとなって、海洋生物に誤飲されたり取り込まれます。生物に蓄積し、生態系を破壊したり、食物連鎖を通じて、添加物などの人体への影響も心配されています。
世界同時アクション! 東京地域は葛西臨海公園で
東京地域は「葛西臨海公園」(東京都江戸川区)で、大阪地域は「二色の浜公園」(大阪府貝塚市)で、
フィリピンではソルソゴン州マトノグ湾、インドネシアではバリ島およびアチェ州バンダアチェの3か国5地域で、Zoomで相互中継しながら、世界同時のごみ拾い活動です。
本イベントは、 「ステハジ」プロジェクト に協賛いだだき、 (株)OSGコーポレーション のご協力で実施しました。
東京地域では(葛西臨海公園)
大阪地域では(大阪府営 二色の浜公園)
フィリピン(マトノグ湾)・インドネシア(アチェ、バリ)では
吸い殻・ペットボトルキャップなど、想像をはるかに超える量が・・
東京での参加者は、OSGコーポレーションの皆さま、パシフィックコンサルタンツ株式会社の皆さま、HPから申し込みいただいた皆さま 他、大人30名、お子さん11名の41名
集まったごみは、
プラスチックゴミ:19袋
それ以外:13袋 でした。
(主な内訳)
ペットボトルキャップ:270以上
タバコの吸殻:380以上
ストロー:110 / 食品包装:150
飲料瓶:50 / 飲料缶:30
ガラス:110
護岸の石畳の隙間には、至る所にペットボトルキャップやプラスチックの破片が挟まり、終わりの見えない作業のように思えましたが、皆さんの丁寧な取り組みで、終了時には見違えるようにきれいになりました。
プラごみ問題を考える機会に
終了後、参加者の皆さまから、次のような感想をいただき、改めてプラごみ問題を考える機会となりました。破片となったマイクロクラスチックの多さにも驚かされました。
- プラごみの細かいのまで拾うと切りがないくらい多い。たばこの吸い殻も非常に多かった。
- 想像をはるかに超えるゴミの量。家庭ごみが多く、特定の場所に多く捨てられている。捨てやすい環境を無くすことで、ポイ捨てが減ると思う。
- 思った以上にゴミ拾いが大変な作業だと実感しました。ガラス片が多く拾いにくく大変だった
本活動は、これからも継続していきます。Zoomで繋がりながらの世界同時進行は、お互いの存在と、地球が1つであることを実感でき、楽しい試みでした。一方、運営には課題もあることも分かりました。今後も、更に良い方法を模索して行きます。
ご参加・ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
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