第5回小谷村ワークキャンプに参加して(1)
2012年9月15日(土)~17日(祝)、長野県小谷村立屋の共働学舎にて開催した、
小谷村ワークキャンブ。
参加者の皆さんが、感想・手記を送ってくださいました!
今回は、海外での所用を終え、ワークキャンプ初日の夜に駆けつけてくださった、
塾講師の大学生、山口さんからの手記を紹介します。
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◆人生観を変えた体験(山口 さん)
9月15日から17日まで小谷村ワークキャンプへ参加させていただきました。
所用のため15日の作業に参加することはできませんでしたが、残りの2日間密度の高い体験をしました。
16日午前中は稲刈り。 初めはよたよたと1束ずつ刈るので精一杯でしたが、コツを掴むと一気に楽しくなったため一心不乱に作業し、結果田んぼ二面をほぼ手作業で刈ることができました。この時得た達成感は忘れられません。昼休憩を挟み午後からは藍染体験。自然にあるもので、あれほど素敵な青色が出るとは思っていなかったので、とても感動しました。
無理を言って戴いた藍の花も現在家の庭で綺麗に咲いているので、是非活用方法を教えていただきたいです。
そして夜は懇親会。普段の生活では関わることのできない様々な立場、年齢、ご職業の方々のお話はとても興味深く、思わず夜遅くまで話し込んでしまいました。
17日は牛のブラッシングとサイレージ(飼料)作りを担当しました。前半は、原料の高さがサトウキビ程ある草(名前は失念してしまいました)をトラックに載せ学舎へ運ぶ作業を、後半は細かくした草をドラム缶に入れて足で踏み、圧縮する作業をこなしました。どちらも稲刈りで全身筋肉痛になった身体にはとてもこたえる作業でしたが、学舎の方、子どもさんと一緒に楽しく作業することができました。
2日間でボロボロになった私達を尻目に、共働学舎の皆さんは悠々作業をこなしていました。
ワークキャンプへ参加する前は、「心や身体にハンディキャップのある皆様のお手伝いをするのだ!」などと考えておりましたが、しっかり、軽快に農作業を行いつつ私達に指示をする姿や、真面目な話や馬鹿話などにも付き合っていただいた懇親会を通し、なんておこがましい考えをしてしたのだろうと気付くことができました。人生観がひっくりかえる体験でした。
企画された方々、参加された皆様、大変お世話になりました。そしてとても楽しかったです!!!
これからの人生にとてもプラスになった3日間でした。機会があれば是非また参加させて頂きたいです。
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