世界で活躍するピアニスト瀬田敦子さんによる、アジアの子どもたちのためのチャリティコンサート。
15周年になる今年は、タイ・パヤップ大学で音楽を学ぶ学生たちも招いて、4月11日~4月18日までの1週間に、東京・大阪・京都の4箇所で開催します。
東京では、4月11日(土) 日本基督教団 代官山教会 で開催。
来日して瀬田さんと一緒に演奏を披露してくれるタイの学生4名を、応援企画として、毎月このHPで紹介していきます。(地域情報誌「はろーあさひ」から、一部編集して転載)
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奏でる音で、たくさんの人を幸せにしたい:ヌッティウッド・ノップゲオさん
<瀬田さんからのメッセージ>:
「今月は唯一の男子学生を紹介します。彼はタイの動物の象徴である象さんのように大きな体と穏やかで優しい心の持ち主です。私が指導に行き詰まり、カッカしたり落ち込んだりする度に何度彼に慰められたかわかりません。」
ヌッティウッド・ノップゲオさん
『僕の名前はヌッティウッド・ノップゲオ、ニックネームはグッドです。タイ・バンコク生まれの22歳、今大学4年生です。16歳の時にある映画の主題歌が大好きになり、どうしてもその曲をピアノで弾きたくて習い始めました。そしてもっともっと色んな曲を弾きたくなり、18歳の時にパヤップ大学音楽学部を受験、合格しました。そこでラッキーにも敦子先生に出会い、多くの素晴らしい友達にも恵まれ、僕の決断は本当に正しかった!と思っています。
敦子先生はピアノだけでなく、音楽と共に幸せな人生を送る事を教えてくれました。そして、みんなで力を合わせてコンサートを開く楽しさも経験しました。僕は16歳からピアノを始めたのでテクニックで苦労しましたが、先生はいつも僕を励ましやる気を出させてくれました。「私達クラスの仲間は家族と同じよ。何か困った事があればいつでも助け合いましょう」と言い、本当にどうすれば良いかいつもアドバイスをくれました。
先生に習ってピアノを弾けるようになる事がとても楽しく、今毎日が本当に幸せです。卒業後は日本の大学院へ留学したいと思って日本語の勉強も始めました。美しい自然、豊かな文化、優しい人々、きれいな言葉、美味しい食事、日本のすべてが大好きです。がんばって勉強を続けて、僕の奏でる音がたくさんの人を幸せに出来るようになりたいな。』
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