JAFS「アジア里親の会」では、
さまざまな事情で就学できないアジアの子供たちが、一人でも多く教育を受けられるよう、里親のみなさんと支援を行なっています。
この記事では、JAFSの会員誌「アジアネット」の「里子の笑顔」コーナーから転載し、「里親の会」が支援している子どもたちの様子をお伝えします。
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「見守るまなざし」
(アジアネット 119号より)
GW実施のネパールツアーの目的は、学校建設ワークでした。その対象地が里子の暮らす所だったこともあり、2名の里親さんが参加されました。お二人とも里親になりたてで、「里親になったら里子に会いに行くことが目標!」という方々です。ツアーに参加されたお二人の声を紹介します。
◇名古屋から参加のOさん◇
「初めてのネパール、はじめてのワーク、学校の3階部分のペンキ塗り。全て一からの手作りであることを実感し、私の里子と会う事もできました。シャイで可愛らしい子でした。これからの成長を見守っていきたいと思います。」
◇大阪から参加のWさん◇
「印象に残っているのが、低学年(1年生)の給食を見た際のこと。教育だけでなく、その以前の課題が多くあることの一端を見ました。貧困という状況に対する自分の無力感、それに相反する子供たちのたくましさ……と複雑な思いでした。そんななかでずっと笑顔でいる先生の姿が救いでした。」
子ども達が日々過ごす学校の建設工事に携わったことで、深く子どもたちの状況を知ることが出来たお二人。「次回の訪問はいつになるかわかりませんが、自分にできることを追及したいと思います」と、この旅を締めくくられました。
(JAFSスタッフ熱田 典子)
※ 里親として、アジアの子どもたちを支援して下さる方を募集しています。
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