世界で活躍するピアニスト瀬田敦子さんによる、アジアの子どもたちのためのチャリティコンサート。
集まった寄付金は、社会的・経済的な理由で学校に通えない子どもたちが就学できるよう、「アジア里親の会」を通して、教育支援に充てられます。
15周年になる今年は、タイ・パヤップ大学で音楽を学ぶ学生たちも招いて、4月11日~4月18日までの1週間に、東京・大阪・京都の4箇所で開催します。
東京では、4月11日(土) 日本基督教団 代官山教会 で開催。
来日して瀬田さんと一緒に演奏を披露してくれるタイの学生4名を、応援企画として、毎月このHPで紹介していきます。(地域情報誌「ぶんぶん」から、一部編集して転載)
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心を伝える努力:チワポーン(ワワ)さん
<瀬田さんからのメッセージ>:
「今月は生徒会長もしている女子学生、ワワをご紹介します。彼女はとても繊細で綺麗な音を奏でます。演奏をミスするとよく落ち込むのですが、頑張り屋の彼女と二人三脚で努力した経験は私も誇りに思っています。」 (以下 文章/ ワワ 和訳/ 瀬田敦子)
チワポーン(ワワ)さん
『私の名前はチワポーン、ニックネームはワワ、21歳です。
両親はクリスチャンで、私に教会でピアノを弾いて欲しいと思って14歳から習わせてくれました。大学で敦子先生のクラスに入り、外国人の先生なのでとても緊張したのですが、とても優しい先生で安心したのを覚えています。子供のような幼稚な弾き方しかできない私に、辛抱強く少しずつ基礎を教えてくれました。どうすれば美しい音が出せるのか?どうすれば音楽的に表情豊かに演奏できるのか?特に先生がいつも言い続けているのは 「ただ上手に弾くだけでなく聴衆にあなたの心を伝える努力をしなさい」という事。
今4年生になってやっと先生が教えてくれた全ての事の大切さがわかり、最高の先生に出会えたと感謝しています。そして今度日本へ演奏旅行に行けるなど、夢のようです!サポートして下さる日本の方々、本当にありがとうございます。最後に、私は敦子先生の生徒である事を誇りに思うとともに、先生にも私を誇りに思ってもらえるようにこれからも頑張りたいです。』
追伸: 瀬田さんからのメッセージ(>日本のみなさんへ)
先日60歳の誕生日を迎えました。早いものですね!!!
学生達がケーキに6本のろうそくを立ててお祝いしてくれました。感謝で胸がいっぱいです。
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