JAFS「アジア里親の会」では、
さまざまな事情で就学できないアジアの子供たちが、一人でも多く教育を受けられるよう、里親のみなさんと支援を行なっています。
この記事では、JAFSの会員誌「アジアネット」の「里子の笑顔」コーナーから転載し、「里親の会」が支援している子どもたちの様子をお伝えします。
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「感謝の気持ち」
(アジアネット 112号より)
「今日も一日無事に学校生活を送れたことに感謝。今日も一日私たちの為に勉強を教えてくださった方々に感謝。今日も無事に過ごすことができ、守ってくださったすべてに感謝。」ネパールの里子たちが通うヤシャスビ学園の終礼時、生徒を代表する学生の声が校庭に響く。その声に1年生から10年生までの在校生全員が唱和し、宗教を越えて静かに手と心を合せて、一日を締めくくっている姿に、思わず身の震えるような感動を覚えました。
このような感謝の気持ちを日々の締めくくりとしていることが、生徒一人一人の人間形成に重要な意味を持っているのでしょう。
6月に結果発表があったネパール全国中等教育修了認定試験(SLC)(10年生修了後受験)でヤシャスビ学園の生徒は全員合格。その内、94%が最高ランク及びAランクの合格者でした。これからも教育を通して里子を始め、社会に役立つ人材の育成を期待したいと思います。
(JAFSスタッフ 熱田 典子)
※ 里親として、アジアの子どもたちを支援して下さる方を募集しています。
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