地球上の人口の7人に1人が1日1ドル以下で暮らしており、8人に1人の人々が “危険な水” しか手に入らずに健康リスクにさらされていると言われています。 女性や子どもは決して“安全”とは言えない水を得るために1Kmから3Km離れた水汲み場まで毎日数往復し、たいへんな体力と時間を消耗しています。
また、衛生的なトイレを使えない人は25億人もいるとされています。 この様な劣悪な生活環境の下で、毎年約180万人(毎日5000人)もの子どもが下痢性の病気で死亡しています。
今この瞬間にも、水が原因で多くの命が失われています。
1979年に市民による国際協力・支援活動として、「アジアに井戸(水)を贈る運動」を目指して発足したJAFSは、以来35年間、「食卓からの国際協力」の標題の下、暮らしの中の食と国際協力を結びつける活動として「ぞうすいの会」を行って来ました。
「ぞうすいの会]の“ぞうすい”とは食べる“雑炊”という言葉が、「贈水」 「増水」 「造水」につながる意味をかけたものです。
「ぞうすいの会」の活動の目的は、雑炊(元来、雑炊は物の無い時代の質素な食事でした)を食べ、日常の飽食を見直すと共に、雑炊で節約した分を、アジアや世界の人々に安全で衛生的な「生命の水」を贈るための資金とし、国際支援活動を広げることにあります。
これからも、「ぞうすいの会」を通じた、支援活動に皆さまのご協力をお願いします。
※JAFS事務局では、季節の雑炊と共に、アジアの最新情報などのお話を聞いていただける場として、定期的に「ぞうすいの会」を開催しています。
(以下のリンクで、ご案内しています。)
~食卓からの国際協力~ぞうすいの会
※以下は、各地で「ぞうすいの会」を開催している、JAFS地域グループへのリンクです。
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