里子の笑顔(8) 「学べるということ」

里子の笑顔(8)

JAFS「アジア里親の会」では、

さまざまな事情で就学できないアジアの子供たちが、
一人でも多く教育を受けられるよう、里親のみなさんと支援を行なっています。

この記事では、JAFSの会員誌「アジアネット」の「里子の笑顔」コーナーから転載し、
「里親の会」が支援している子どもたちの様子をお伝えします。
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学べるということ

(アジアネット 109号より)
里子の笑顔 109号

 ネパールでは、JAFSと関係がある小学校の生徒を対象に、夏と冬に環境セミナーを
実施しています。4~6校の小学校の4年生、5年生を対象として、
代表者5名が集合し、約3日間のプログラムを実施します。

 今夏は数人の里子が代表者に選ばれました。彼らにもっと自信をもってほしいとの
先生方の意図もあったようですが、多くの里子たちは、継続する支援を受けて、
学ぶことへの意欲が高く、成績も優秀です。

 参加者の一人、S君。事情により叔父宅での生活を余儀なくされています。セミナー中
は活発でしっかり者の姿を見せてくれました。けれども、セミナーが終わって帰途につく
前、人が変わったように沈み込んでいました。彼はその小さな体にあますほどの重荷を背
負っているのです。

 毎日離れて生活している妹や弟の様子が気がかりなうえに、決して豊かではないのに自
分を引き取ってくれている叔父家族への遠慮、そして理解できない親の行動。
 それでも今回、環境セミナーにリーダーとして参加でき、180キロも離れたところに
旅ができる喜びは自身への奮起になっていたようです。

 なにより、里親さんに見守られて毎日学校に通うことができる喜び。学校をいつ辞めな
ければならないかという不安もなく勉学に励むことができる喜びを人一倍感じているのです。

 この会の支援を受けたS君に笑顔が生まれ、自分の将来を見つけてくれることを、
里親のみなさんと共に願っています。
(JAFSスタッフ 熱田典子)

※ 里親として、アジアの子どもたちを支援して下さる方を募集しています。
 詳しくは、こちらから


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