すべてが初体験! 「楽しかった~!!」
2014年8月29日(金)~31日(祝)、長野県小谷村立屋の共働学舎にて開催した、第7回小谷村ワークキャンブ。
いろいろなハンディーを持った人が共に働き生活するコミュニティ;「共働学舎」のメンバー達と、北アルプスの山里で、早朝から家畜の世話、農作業のお手伝いをしました。
参加してくれた、中学生の女の子の作文と共に、キャンプの様子を写真で紹介します。家畜の世話、堆肥の運搬、農作業、食事作りなど、すべてが初体験。最初はおっかなびっくりだった子どもたちは、キャンプで仲間や大人たちとふれあい、汗して働くことを学び、ひとまわりも二まわりも大きくなったようでした。
キャンプを終えて、宿舎の前で記念撮影!! 「楽しかったー!!」
共働学舎のキャンプで学んだこと (石井 杏樹)
私は、今回初めてこのキャンプに参加しました。ずっと参加したいと思っていたので、高校生になる前に行けたことがまず嬉しいです。家族とキャンプには二回行ったことはありますが、料理の時はほとんど親がやってくれていたし、同じキャンプ場には私より年下の子たちが多かったので、「遊び」の範囲でした。だけど、今回のキャンプはまったく違いました。自分たちで作るものを物を考えて、今ある材料だけでご飯をつくる、という事も初めての体験だったし、一日の半分ほど農作業や家畜の世話をするというのも、初めてでした。私たちが体験したことでは自給自足とまではいかないと思いますが、本当に「働く」ってことはこういう事なのかもなぁと思えました。
もう一つ私が思ったのは共働学舎のメンバーの人たちについてです。皆さん私たちに根気強く丁寧に教えてくれました。作業慣れをしていなくて正直なところ足手まといだったでしょうが、とても温かく接してくれました。特に交流会は大人も子どもも関係なく楽しめました。塾の先生たちもかなり本気になっていたと思います。
さて共働学舎のメンバー中で最も印象に残った人がいます。その人は耳と目が不自由でした。でも、それを自分の「欠点」とはしていませんでした。助けてもらうところは助けてもらう。自分のできるところは精一杯やるという姿が印象に残った理由です。他にも色々な人たちにお世話になりました。
最後に、もちろん今回のキャンプで楽しいことはたくさんありましたが、普段体験できないことを体験できました。これを無駄にしないように今の生活の中で頑張りたいと思います。
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