JAFS「アジア里親の会」では、
さまざまな事情で就学できないアジアの子供たちが、一人でも多く教育を受けられるよう、
里親のみなさんと支援を行なっています。
この記事では、JAFSの会員誌「アジアネット」の「里子の笑顔」コーナーから転載し、「里親の会」が支援している子どもたちの様子をお伝えします。
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寂しくなんかないよ。だって…
(アジアネット102号より)
アジア里親の会は、インドでは3校のこどもたちの支援を行っています。
その中のマハラシュトラ州パダトラ小学校の子どもたちを、
本会の海外ワーカーであった菊池美智子さん(JAFS関東地区会員)が
訪ねられた時の様子をうかがいました。
「サンギータ は小学校2年生です。 家を離れて、
学校の寮で生活しながら勉強をしています。
彼女の村には学校が無く、60kmも離れたこの学校に入学しました。
2年生でたった一人の女の子ですが、とてもしっかり者。
大人に話しかけられても物おじせず、にこにこと答えてくれます。
朝、まだ霧の晴れないうちに起きだし、寮の仲間と一緒に井戸で
自分の服を洗濯するのが一日のスタートです。
ほかにも食事の準備をしたり、自分の食器を洗ったり、
夜寝るときに自分の布団を敷いたりと、立派に自立した様子。
家が恋しいはずの年齢ですが、“勉強させたいという両親の願い”を受け、
小さいサンギータは今日も元気に勉強しています。」
私たち が支援するパダトラ小学校の近隣には、少数部族民が多く暮らしています。
サンギータもその一人です。部族民の彼らも基礎教育を受けることができるように願い、
アジア里親の会で支援を実施しています。
現在、15人の子どもが里親を待っています。あなたも里親になって、
子どもたちの夢をかなえるサポートをしてみませんか。
(JAFSスタッフ 熱田典子)
※ 里親として、アジアの子どもたちを支援して下さる方を募集しています。
詳しくは、こちらから
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