JAFS「アジア里親の会」では、
さまざまな事情で就学できないアジアの子供たちが、一人でも多く教育を受けられるよう、里親のみなさんと支援を行なっています。
この記事では、JAFSの会員誌「アジアネット」の「里子の笑顔」コーナーから転載し、「里親の会」が支援している子どもたちの様子をお伝えします。
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「里親の願い」
(アジアネット 116号より)
今回はこの里子たちを支えて下さっている里親の声をお伝えしたいと思います。
バングラデシュ の里子を支えて頂いているOさんは、ご自身が予期せぬ病との戦いの中で里子の学業のことをいつも心にかけ下さっています。「私は学業の必要性をあまり感じず、早くから働き始めました。でも後で後悔しました。なので、一人でも多くの子がしっかりと教育を受けてほしいのです。」
カンボジア の支援をして下さっているYさん夫婦。「私たちに本当はもう一人子どもがいるはずでした。その子の代わりではありませんが、私たちの手でもう一人教育をうけてほしいと考え、教育里親になることにしました。」
次は、里子に誕生日カードを送る際に添えられていた手紙を紹介します。
「ケニアの映画“The First Grader”を観ました。面白くて、感動して、涙が・・・やっぱり教育が何より大事なんだと改めて思いました。ですから里親の会の活動は立派です。それに参加している自分にも少し誇りを感じた昨今でした。(この映画おすすめです!)」
ご紹介した他にも多くの里親の方々から声が届いています。子どもたちがしっかり教育を受け、貧困から脱却し、自立し、協力して良い国を作って欲しいとの願いを皆さんが持っておられます。里親の願いは里子たちの毎日のパワーとなっています。発展しつつあるアジアその中で、教育はさらに重要な役目を担っていくことでしょう。
(JAFSスタッフ 熱田 典子)
※ 里親として、アジアの子どもたちを支援して下さる方を募集しています。
詳しくは、こちらから
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