JAFS「アジア里親の会」では、
さまざまな事情で就学できないアジアの子供たちが、
一人でも多く教育を受けられるよう、里親のみなさんと支援を行なっています。
この記事では、JAFSの会員誌「アジアネット」の「里子の笑顔」コーナーから転載し、
「里親の会」が支援している子どもたちの様子をお伝えします。
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逢いたくて、遙かな国へ
(アジアネット 106号より)
里親の会が支援する子供たちの通うネパールの学校で、日本からの里親訪問を
受け入れる体制が整い、訪問ツアーが実施されました。
学校の現状や里子たちの暮らしぶりを知れるチャンスということで、6人の里親の方が
参加されました。今まで、写真や手紙でしか様子を知ることができなかった
子どもたちに会える初めての機会です。
たとえ、顔は知らなくても里親と里子という強い絆で結ばれていました。
今回訪問された、そんな里親の皆さんの声をご紹介します。
里子との対面
今まで数枚の写真は見ていましたが、実際の出逢いには、さすが、じーんときました。
ご両親にもお逢いし、お互いの気持ちが通じ合ったのを実感しました。
とにかく、暖かいものを感じ、日本とネパールの距離感が一瞬にして、すっ飛びました。
(奈良市Kさん)
私の里子
シタパイラ村ヤシャスビ学園を訪れました。2008年から支援している
9歳2年生のスビナちゃんが通う学校です。最初貰った写真では男の子?と
思っていましたが、目の大きいかわいい女の子でした。
外国人に会うのは初めてでしょうし、私のほうも英語が出来ないので、
初めはお互いが固まっていたのですが、現地の人の助けが入り、
学校は楽しいこと、家が学校から2分くらいのところにあること、
ステージでダンスをした先輩のように自分も踊りたいなどの話が聞けました。
3~4年後、また訪れて、ネパールの変化とスビナちゃんの成長を
見てみたいと強く思いました。
(枚方市 Yさん)
(JAFSスタッフ 熱田典子)
※里親として、アジアの子どもたちを支援して下さる方を募集しています。
詳しくは、こちらから
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