私たちが支援するパダトラ小学校・トライバルの子どもたち
JAFS関東の展示ブースでは、私たちが支援しているインド・パダトラ小学校のこと、その地域で暮らすトライバル(先住民族)の人たちの暮らし、部族の風習として残る生理小屋の問題なども紹介しました。以下は、その一部の紹介です。
インド山岳地帯の先住民(トライバル)の子どもたちが学ぶ パダトラ小学校。被差別民族としてのハンデ、ゲリラ組織が活動する環境で暮す子どもたちが、教育を受け、将来は手に職をつけ自立できるようにと、公益社団法人 アジア協会アジア友の会が設立した学校です。
小学校は、バンガロールから飛行機、車を乗り継いで7時間かかる人里離れた村はずれにあり、マディア族の子ら80人が学んでいます。彼らはインドのカースト制度外の最下層の不可触民として、永く社会で差別されてきました。
子どもたちの多くは両親の住む村から離れ、ホステル(寮)で規則正しい生活を送っています。子どもたちは、毎朝井戸のそばで水を汲み、自分の衣類を洗います。両親は皆貧しく、子どもたちの就学の継続、学校の運営の継続には、日本の里親たちからの支援が必要になっています。
左は開校から勤務するチュナルカール先生。後ろの青年は、学校施設の管理を担うパダさん。女性は食事や子供の世話をするワニタさん。先生方は、皆、とても子ども想いで、教育熱心です。コロナ禍で一時学校が閉鎖された間は、子どもたちの学業が継続できるよう、訪問教育を続けました。
こちらのビデオメッセージは、パダトラ小学校に通う生徒が、自分たちの学校を日本に紹介するために創り、送ってくれたものです。学校の様子をぜひ、知ってあげてください!
パダトラ小学校の子どもたちは、貧富の格差の拡大で、今、かけがえない教育の機会を奪われつつあります。子どもたちの未来を支えるために、皆さまの支援を必要としています。
児童一人・一年間の支援には、年間30,000円の経費を必要とします。毎月2,500円(~3日に一度のコーヒー代金ほど)のサポートがあれば、生徒一人の就学を支えることができます。JAFS関東では、5人の児童の就学支援を目標に、パダトラ小学校に通う子どもたちの就学支援・学校の維持の支援を、アジア里親の会を通じて行っています。
私たちにできること ~仲間になりませんか?~
JAFS関東は、公益社団法人 アジア協会アジア友の会の地域活動組織として、どこで生まれても、生まれてきてよかったと思える社会を目指して、参加型の活動に取り組みます
その特長は、気軽に参加できる国内活動を通じて、メンバ一人一人が支援者として、主体的に活動に関われること!
現地のNGOや里子の子どもたちとも交流しながら、貴方の力で、世界を変えて行きませんか! ご興味があれば、ぜひ、一緒に活動しましょう!
貴方の想いも発信できる自由なコミュニティ。気軽に参加してみませんか? FACEBOOKのプライベートグループです。
ご支援のお願い
一緒に活動頂く以外にも、ご協力のかたちは、さまざまです。
こちらの寄付リンクからクレジットカードで、任意の金額のご寄付をお申込みいただけます。子どもたちの未来のために、皆様のご協力をお願いします(※:このお申込みは、寄付金控除の対象になりません)
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