みんなの想いを一枚の絵に託して!
2011年9月17日から、JAFS関東地区メンバの岩田さんと私(管理人)は、
JAFSの東日本大震災被災地支援拠点である宮城県の登米事務所を訪ねました。
翌18日に、高槻地区のJAFS会員の皆さん、高槻アート博覧会実行委員会の皆さん
とともに、交流のある南三陸町歌津地区吉野沢団地・仮設住宅の方たちと、
高槻アート博覧会に展示する巨大画布の制作をお手伝いするためです。
制作したのは、「うたつのタカラ」と題した幅3,4m 高さ2mの巨大絵画。
仮設住宅にお住まいの大学生・高校生のご姉妹がデザインし、お二人が中心になって
吉野沢地区の皆さんと描いたものです。
南三陸町の地形図をバックに町の花である「ツツジ」をあしらい、
住民のみんなが一枚ずつ描いた自分の宝の絵をいっぱい張り付けました。
「うたつのタカラ」には、そのタイトルのとおり
~沢山のかけがえのないものを失ったけれど、
負けまいと明るく懸命に生きようとしている~
そんな歌津地区の皆さんの、さまざまな想い・願いが込められています。
歌津吉野沢地区の皆さんが、仮設住宅の憩いの場である「福幸茶論」に集まり、
語り合い、たのしみながら、それぞれの想いを胸に作り上げました。
この絵は、11月1日から大阪府高槻市で開催される 「高槻アート博覧会」 で展示されます。
「博覧会で優勝し、表彰式に吉野沢の皆さんを呼べたらいいね!」
それが、この企画に携わり、絵の完成に立ち会ったメンバの、共通の願いです。
私(管理人)も、絵の制作をお手伝いしながら、
この機会を作るために心を砕いてこられたすべての皆さんに
感謝したい気持ちでいっぱいになりました。
そして、歌津地区の皆さん、被災された皆さんに、少しでも早く
心休まる日々が訪れることを、願わずには居られませんでした。
★「うたつのタカラ」の制作風景をご覧下さい↓
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